作業の前に

  • サービス作業を開始する前に、点火プラグのワイヤーを外してください。
  • 機械を分解するときは、突然の動きを引き起こす可能性のある残留油圧を最初に確認してから行ってください。
  • 本機を安全に使用するために、すべてのナット、ボルト、ねじを正しく締めてください。
  • 磨耗、破損、欠陥のある部品は交換してください。保証を維持するためにより良い結果を得るには、常にメーカーが推奨するスペアパーツを使用してください。

毎使用時のメンテナンス

  • 燃料、エンジンオイル、油圧オイルのレベルをチェックし、不足がある場合は補充します。
  • 各部にオイル漏れがないか確認します。
  • エアフィルターをチェックし、必要に応じて清掃します。
  • すべてのナットとボルトが締まっていることを確認します。
  • 動作コントロールレバーが損傷したり詰まったりしていないことを確認します。
  • 動作コントロールケーブルとゲートコントロールケーブルに潤滑剤を塗布します。
  • 動作コントロールレバーが自動的にニュートラルに戻ることを確認します。

各部の調整内容

タイヤの空気圧

  • タイヤの空気圧は2.5barに調整してください。空気圧が正しくないと、散布の厚さの設定に不具合が生じます。

パーキングブレーキの調整

ブレーキ位置、調整箇所

調整手順

  • コッターピンを取り外します。
  • キャッスルナットを1/6回転刻みで回しながらブレーキの効き具合を調整します。
  • 適切な状態に調整できたらコッターピンを元に戻します。
  • ナットの締め過ぎ/緩め過ぎは通常の使用に支障が出ますので、様子を見ながら調整してください。

消耗品について

消耗品一覧

商品コード商品名画像
1R9004Bエンジンエアフィルター
2R9880Bトランスミッションオイルフィルター
3R4292Aドライブベルト
4H5016C作動油フィルター
5R9004I燃料フィルター
SECH5501トランスミッションオイル 20W50 5L入
SECH5502エンジンオイル 10W30 5L入
SECH5503作動オイル HVB 46 5L入

消耗品の交換時期

下表を目安に消耗品を交換してください。

稼働開始から
20時間経過時
稼働開始から
100時間経過時
稼働時間100時間毎、
または6ヶ月毎
稼働時間400時間毎、
または毎年
エンジンオイル交換
エンジンオイルフィルター交換
エンジンエアフィルター清掃清掃(交換)
燃料フィルター交換
作動油、油圧フィルター交換交換
ドライブベルト確認・調整確認・調整交換
トランスミッションオイル、フィルター交換交換
油圧ポンプ確認(交換)

消耗品の交換手順

トランスミッションオイルの交換手順